妊娠2か月目くらいになると、それまでルンルン気分だった妻の様子に変化が現れます。苦しむような状況が出てくるのです。
そう。悪阻(つわり)のはじまりです。
悪阻
そもそもなんですが、この「悪阻」って漢字、最初見た時は読めませんよね。
あく・・・
わる・・・
って読みたくなりますが、これこそが『つわり』なのです。PCやスマホで『つわり』と入力しても、ちゃんと悪阻と変換されます。
悪阻の症状
これは人それぞれだと思います。
一般的には、眠気やだるさ、吐き気、胃のもたれ、心理不安、頭痛、便秘、喉の不快感、唾液過多症・・・などなどいろんな症状があるのですが、うちの妻の場合は、
におい。
俗に言う、臭い悪阻(においづわり)って症状が特に強烈でした。
これはもう大変です。妊娠するまでは全然なんでもなかった臭いに敏感になってしまい、すぐに気持ち悪くなってしまうという症状です。
もともとニオイが強烈なお菓子やキムチなどがNGなのはもちろん、料理を作ってる最中のニオイ、トイレのニオイ、汗のニオイなど、すべてのニオイに超過敏に反応し、そのたびに気持ち悪くなってしまっていたのです。
そして最悪なのが、家自体のニオイもNGになってしまったこと。
食べ物類などはニオイがキツイ物は控えたり、汗も気を付けようがありますが、家のニオイはどうしようもできません。
『家に帰ってくるのがツラい・・・』と言っていたほどです。友達の家に行くと、玄関入った瞬間だけ、ちょっとニオイを感じますよね。あれと似た感覚がずっと続いているらしく、唯一の休める場であるはずの家の中でも苦しむようになってしまったのです。
ずっと窓際にいました
そんな状態だったので、妻はこの時期、よく窓際にずっといましたね。
窓全開にして外の空気で呼吸。どうやら外の空気は大丈夫らしいので。自然の力は偉大ですね。
家に帰ってくると、玄関から軽く息を止め、このサッシを開けるまでずっと家の中の空気を感じないようにしてたんです。
それくらいニオイヅワリというものに、うちの妻は苦しんでました。
とりあえず家の中での過ごし方を見つけたものの、それでもすぐに気持ち悪くなってしまう状態は続いていたので、新たな解決策に僕らは踏み出したのでした。
どんな策なのかは、次回ご紹介します。
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