「絶対に失敗しない」なんて絶対に無理 |
「ツイている/ツイていない」という現在進行形の表現はおかしい、過去のことだから「ツイていた/ツイていた」が正しい→過去と未来の事象は独立してる |
一瞬一瞬でベストを尽くしていくしかない |
どのような結果が起きようともそれが起こった時に次にどうするか、これを事前に考えておく、あとは予定通りに淡々と行動するだけ |
「確率の偏り」はない、「結果の偏り」はある |
「運が悪かった」は思考停止 |
「うまくやろうと意識している」人間が緊張しないはずがない |
51対49の「51」を選び続ける者が勝つ |
戦略を立てるコツは達成したい目的に対して「損か得か」で考える、個人的なこだわりや好き嫌いなどの感情バイアスは不要 |
成功も失敗も良い偶然も悪い偶然も、どのくらいの確率で起こりうるか把握していれば、どんな結果でも受け入れやすくなる |
結果オーライを実害がなかったという理由で放置してはいけない、検証する |
どんなに負け続けても「確率的にはそういうこともある」「こういうゲームなんだから」と前向きに挑み続ける人の方が強い |
嫌なことが起きても、望ましくない結果になっても「悪い偶然が起きたな」と切り捨てる |
同じようなことを角度を変えて、表現を変えてなんども解説されている。すべては確率だよ、うまくいかないこともあるから受け入れようね♪と。
「ツイている/ツイていない」という現在進行形~について、ギャンブラーの誤謬にも触れられていた。
趣旨とは違うが、麻雀での天和(テンホー)は撤廃したほうがよくない?と言っていた。理由はこうだ。
まったく技術が介在しないで成立する役があり、しかも最高得点というのが、ゲームをぶち壊しているように思います。
なるほど、たしかに完全に運だけだしね。Wikipediaによると33万分の1の確率で天和が発生するらしい。この確率で、かつ何回戦もするんなら撤廃しなくてもいいんじゃない?と思っちゃうのは素人考えでしょうか。
だってハンチャンやるとして俺が1発目にテンホーだしても、プロの方々に総合で勝てるとは思えない。むしろ2発連続で出ても勝てるとは思えない。テンホー後の何戦かで木端微塵にされるでしょう。ハンチャンじゃなく1局しかやらないなら、逃げ切り勝利もあるわけですが。
※なんでおまえがプロの方々と対戦してんだよというツッコミはなしね?
余談ですが、この本の中に誤字を見つけたので発行元の飛鳥新社さんに教えてあげました。おれ優しい。
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