本の要約/格言

【要約】賢明なる投資家

投資とは詳細な分析に基づいて行うものであり、元本を保全して適切なリターンを上げることと定義する。この条件を満たさないものを投機と呼ぶ
投資家にとっての最大の問題、そして最大の敵は大抵自分自身
債券と株式を半々で持つというポリシーを維持しながら、時によっては25~75%の間で調整するというのが正しい方針である
まずは自分の収益が減らないことを念頭に置く
過去における比較的大規模なインフレが一株当たりの利益に直接影響を与えたという証拠はどこにもない→インフレがEPS低下させるわけではない、価値が変わるわけではない
期待できる収益率は、投資家が自発的に投資のためにどれだけの努力をささげるかにかかっている
最大限の利益を得られる可能性があるのは、最大限の知性と技術を駆使する用心深い積極的な投資家である
投資家とは、自分の持ち株を高値の時に愚かで哀れな投機家に売り、株価が下落したところで彼らから買い戻すという経験豊かで機敏な人々だ、と定義できるかもしれない
比較的人気のない、ゆえに合理的なPERで入手できる大企業群こそが、一般大衆化にとって健全な投資分野となる
事業会社の場合で保守的な財務内容と言えるのは、株主資本純資産が、すべての銀行借り入れまでを含めた総資産の少なくとも半分以上の時である。鉄道会社や公益企業ならば、この数字は30%以上となる
一時的に停滞している大企業に投資を集中させる
小企業は収益が全くゼロになる危険があり、また収益が上がったとしても市場から無視され続ける危険性もある
株価を過小評価する原因2つ ①一時的な業績不振 ②長期にわたる無関心および不人気
慎の投資家が持ち株を売らざるを得ない状況などめったになく、そういった状況以外の時には株価を無視しても構わない
株価が大幅に上昇したすぐ後には絶対に株を買ってはならない。また大幅に下落したすぐ後には絶対に売ってはならない

世間的にはいい本なんだろうけど、今の俺のスタイルとは合わなかった。

オニールの本もそうだけど、基本2~5年ほど持つ長期投資について。スイングだとファンダも当然大事だけど、もっと需給が大事になってくるはず。

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