本の要約/格言

【要約】オニールの成長株発掘法

オニ良かった。

株式市場では歴史は繰り返される。人間の本質が変わらないから。
ふるい落とし:次の株価上昇の間に簡単には売らないであろう株主の強固な基盤
取っ手付きカップ、カップの底から一直線に高値を更新するような銘柄は押しを経てないので危険。調整でふるい落とさないと軽くならない、売り圧の排除
取っ手部分は一般的に1~2週間以上かかって形成
取っ手は、全体のベース構造(カップの高値から底値まで)の上半分に形成される。下半分パターンは上昇失敗の傾向
適切な取っ手の下落幅は、強気相場なら高値から8~12%以内
取っ手付きカップ形成後のピボットポイント(買いポイントまで上昇する位置)が出るのは、1日当たりの出来高は通常に比べて少なくとも40~50%増えるはず
株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのをじっと待つこと ※準備大事、上昇パターンを事前にウォッチしておく
ピボットポイントの前に買うのは時期尚早。失速や下落すること多い
適切なピボットポイントは、前の高値から5~10%下がったところで発生
取っ手部分の高値が買いポイントになるわけだが、これはほとんどがベースの高値よりもやや低くなる
適切に形成されたベースの場合、底部分で1~2週間、取っ手部分の後半数週間の時期に、出来高が劇的に減少する。→株すべて売りつくされた→上値軽い状態
株価が急上昇を始める前に、出来高が急増←機関投資家による大きな買いのケース
株の購入を検討するなら、週単位の出来高を確認
信頼できるベース構造には最低でも7~8週間にわたる揉み合いの期間が必要、1~2週間で形成されたベースはリスクが高い
直近四半期EPSが、前年比70%以上のところは、歴史上大きく上昇した
EPS増加率が5~10%では大きく上昇させるだけの力はない
成功している投資家の多くは、EPS増加率の最低目標として25~30%を設定している
四半期EPSが増加していても、売上が直近四半期に少なくとも25%以上増加しているか、3四半期で売上が加速していることが最低条件
同じ産業に、強いEPSの増加率を示している目を引く銘柄が少なくとも一つなければ、正しい選択をしていない可能性が高い
当期四半期のEPSは、前年同期比で少なくとも25~50%の大きな上昇率を示す銘柄を選ぶ必要がある。本当に優秀な企業なら100~500%の銘柄もある
年間EPSが過去3年連続で増加している者を探すのだ
直近四半期EPSで高い増加を示していること、およびここ数年で着実に成功している記録があること(過去3年のEPS増加)、この両者が揃って初めて大化け銘柄が生まれる
年間EPSの増加率が、25~50%、あるいは100%以上のものを選ばなければならない
過去50年間で急成長を遂げたほぼ全銘柄が、ROE17%以上だった。中でも優れた大化け銘柄は25~50%ほどになる
銘柄選択で最も重要視すべきなのはPERではなく、EPSの変化率が著しく増加しているか減少しているかなのである
株価が高すぎてリスクが高そうに見える銘柄はさらに値上がりし、株価が低く割安に見える銘柄はさらに値下がりする傾向にある
浮動株=全体の株式発行総数ー経営陣などが保有している安定保有株式数
長時間かけて自社株を買っている企業というのは見込みのある企業、自社株を10%保有していれば相当な量
自社株を買うという行為は流通する株式数を減らすだけではなく、企業が今後の売上や収益の改善を見込んでいることを暗示している
流通している株式数が減ると、企業の純利益は減った株式数で分け合うことになるので、EPSが増加する
最近の四半期でその銘柄を保有する機関投資家の数が増加しているか、そして最も重要な点が、直近四半期で機関投資家の株主数が著しく増加しているか
最近の四半期で機関投資家の数が増えた銘柄を、買い銘柄の条件とすること
33%の下落を取り戻すには50%の回復が必要、50%の下落だと100%の上昇が必要
上昇の試しが失敗する3つのサイン
①株価が3日目4日目5日目と上昇するのに、出来高は前日よりも少ない
②平均株価の上げ幅が前日より少ない
③平均株価が前に付けた高値から、直近の安値の半分も回復していない
試しの上昇が始まって4日目以降は、いずれかの平均株価が前日よりも出来高を大幅に増やして上昇し続けるかどうかを観察する。最も強力な上昇はだいたい上昇を始めてから4~7日目に起こる
どんな強気相場も、強い株価と出来高の増加が証明されないまま始まったことはない
FRBの公定歩合、フェデラル・ファンド金利、株式委託証拠金水準
一般に金利というのは、基本の経済状態を確認する最良の手段
マーケットが天井を付けてから最初の下落後に、初めて戻りを試す時に、出来高の推移を1時間ごとに確認するのが最も効果的。株価がその日の公判で上昇する力が弱まったのに出来高は増えてきた、という兆候も、戻りが力不足で頭打ちになるであろういうサイン→出来高と株価がセットで上昇なら上がり続ける、片方なら頭打ち?
大量の売りが出来高に現れた場合には、市場に大きな売り圧がかかっていることを示している
過去数週間で実際に市場で何が起こって、現在は何が起こっているかを確認することが正しい道。将来予測が熟練者への道ではない
当四半期EPSの上昇率が少なくとも18~20%、できれば40~100%、あるいは200%以上が望ましい。同様に四半期売上が25%以上上昇していること
間違いを犯したときに素早く損切りするだけの分別があれば、10回のうち3~4回しか正しい判断を下せなくても、大金を儲けることができる
利益確定と損切りの比率を3対1くらいにしておくのが理想、20~25%の利益を得るなら損失は7~8%で抑えるということ
株式市場で大きく勝つための1番の秘訣は、毎回正しい判断をすることではない。間違った判断を下したときに、できるだけ損失を抑えること
買値から7~8%の下落で損切りするという確固たるルールに絶対従うべき
正しい場所で正しい銘柄を買えば、8%下落することはほとんどない。つまりもし8%下落したら銘柄選択を誤ったか、市場全体の下落の始まりを示している
前向きに損失を受け入れるだけの勇気ある行動が、さらに大きな損失から身を守る唯一の手段。決断と行動は早く、そして同時に行わなければならない
売った後に株価が上昇することもあるだろうが、損失を小さく抑えるという目的は達成したことになる。次の勝ち銘柄を買って挑戦するに足りる資金も十分手元に残したことになる
損切りは素早く、利食いはゆっくり
損失を出している銘柄に感情的な思い入れをするのもやめるのだ。株価が上昇しない銘柄は良い銘柄ではない。そのような銘柄はすべて悪い銘柄である
天井で売ることはまず無理だと割り切って、売った後に株価がさらに上昇しても、自らを責めないことだ
自分の選択銘柄が正しかったようだとわかったら、常に増し玉をすべき
低迷株を売ることで得た資金を勝ち銘柄につぎ込んでいけば、資金をはるかに効果的に利用できるようになる
大化け銘柄には、数日から1週間ほどの間に大量の売りが出ることがある。そんな時は週足チャートを参考にして大きな視点でマーケットを見るようにすれば、通常の押し目に不安を感じたり振るい落とされたりするのを防げる
実際に大化け銘柄の40~60%がピボットポイントちょうどが、あるいはその少し下まで下落して振るい落とそうとする。だが、出足が遅れて高値で買っていない限り、8%まで下落することはないはず
ファンダメンタル指標は売る時にはあまり当てにならない
手に入るかどうかわからない利益よりも、確実に手に入れた利益の方が価値がある
大商いなのに株価が上昇しないのは、売り抜けを示している
大きな上昇のあとに株価がその上方チャネルラインを抜けたら、売りのサイン
最高値からの下落が12~15%を超えるようなら、売りを検討した方がよい
損切りを7~8%でするならば、利食いは20~30%上昇したところでする
大口が株を売るには、大量の買い手が必要になる。株価が上昇していい報道や大きな宣伝があれば売りを考える→大口が売り抜けるチャンスと捉える
他人にも買うようにいそいそと勧めてるような時は、その銘柄はすでに十分に買われている。それ以上株価を押し上げることはできない
株式市場では、力の弱い個人投資家に恐怖心を与えて売却させようとして流される噂もある
株価の上昇に合わせて逆指値注文の位置をどんどん上げていくのは絶対に避けるべき。なぜなら来る自然な調整の安値付近で手仕舞いを強いられることになる
少額の損失を多くの銘柄で出して、多くの利益を少数の銘柄で出す
最初の買値から株価が2~3%上昇したら、すぐに最初の買いよりも少ない枚数で増し玉を1~2回おこなう→枚数が多いと平均取得単価を上げてしまう
投資をするときは、メモ帳などに一連のルールを書き出して常に持ち歩くと良い
発行済み株式数が少ない銘柄を空売りしてはならない、踏み上げの餌食になる→発行済み株式数が少ないと、大口が操作しやすい
空売りしている銘柄が配当金の支払いをしている場合は、あなたが配当金を支払うことになる。配当金の高い銘柄は空売りすべきではない
合併候補に挙がっている企業は不安定な動きをするので、そのような銘柄はおすすめできない。合併不成立などはよくある
不動産は比較的簡単に理解できるうえに~ → 株の理解は難しい。が、参入障壁になる。向こう側へ行ったら勝ち組
NG:どの銘柄を買うかだけを重点的に学んでいて、ひとたび買った銘柄をどのような状況で売るべきかを理解していない
最高の投資銘柄の多くは、聞いたこともない新しい企業である
NG:成行ではなく指値での売買→細かい数字に気を取られて、より大きな動きを忘れる。チャンスを逃す
新しい相場サイクルになると必ず生まれる新しい主導銘柄を常に把握しなければならない、これは歴史が裏付ける事実
突出して好調な企業を見つけたら、その企業について徹底的に調査をすることだ。投資に値するような優秀な関連供給会社を発見できるかもしれない
気になる動きを見つけたら、必ず週足チャートを見て、ベース形成中なのか、ピボットポイントから離れすぎていないかを確認
年末年始は歪む。年末には多くの取引が税金対策を視野に行われているため、株を買うのが難しくなる時期
成功する個人投資家として決して忘れてはならないのが、銘柄の将来性が他人にも明らかになる前にその銘柄を買う、ということである。その銘柄についていくつもの研究報告書(今だとnoteやブログかな)が発表されるころにはすでに売りを検討する時期
直近3年の年間EPSが25%以上の増加、直近2~3四半期のEPSが25~30%増加
直近3四半期の売上が毎期増加、もしくは直近の売上が25%増加
1日の平均出来高が数十万株以上あるものを中心にするのが望ましい →機関が入りやすい?
企業の経営陣によって保有されている銘柄であること

銘柄選択

EPS

年間ベース:直近3年でEPS25%以上増加

四半期ベース:前年同期比25~50%(できれば40~100%、あるいは200%以上)、2四半期連続でEPS増加

同じ産業に、強いEPSの増加率を示している目を引く銘柄が少なくとも一つなければ、正しい選択をしていない可能性が高い

売上

直近四半期に少なくとも25%以上増加しているか、3四半期で売上が加速

ROE

17%以上

優れた大化け銘柄は25~50%ほど

機関投資家

最近の四半期でその銘柄を保有する機関投資家の数が増加しているか、そして最も重要な点が、直近四半期で機関投資家の株主数が著しく増加しているか

最近の四半期で機関投資家の数が増えた銘柄を、買い銘柄の条件とすること

その他

最高の投資銘柄の多くは、聞いたこともない新しい企業である

企業の経営陣によって保有されている銘柄であること

 

買いタイミング

 

売りタイミング

 

NG行為

合併候補に挙がっている企業は不安定な動きをするので、そのような銘柄はおすすめできない。合併不成立などはよくある」

 

スクリーニング

バフェットコード
https://www.buffett-code.com/

検索条件

  • EPS成長率(前々期→前期):25%以上
  • ROE:17%以上

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