お金で買えない価値がある。
15年くらい前に流行ったマスターカードのキャッチコピーだけど真理だと思う。
これを初めて聞いた当時、20代前半の頃は「そんな価値ある?クレジットカード会社がそんなこと言っちゃう?」とか疑っていたけど、40歳手前になった今は違う。
言うても、世の中の80%くらい何だかんだお金があれば解決できるってことが多いけど、残り20%は難しい。
お金があれば幸せになるのではなく、「お金があれば不幸を排除できる」と誰かが言っていたけど、それもそんな気がする。
今日、長女のピアノ発表会に連弾で参加した。数か月前から日々練習を重ね、当日いつも通りのパフォーマンスを発揮できた。緊張したし、でもやり切った。
うまくいった。
酔ってる今そう思うのかもしれないけど、ここ3年で一番心が満たされてるような感覚。幸せってやつだと思う。
ピアノ発表会の連弾って、親に意志さえあればほぼ間違いなく参加できる。お金がどうとかとか関係ない。
今回を振り返って今思うのは、子供と一緒にゴールに向かって取り組む過程。そして見事やり遂げた達成感。子供と一緒にというところが大事ね。自分一人ではこうはならない。
まさにマスターカード。お金で買えない価値。
難しいよね。目先のお金が増えることに脳汁出るし、でもそれだけ追いかける拝金主義になっても虚無感じることあるし。でもでも、お金が全然なくて日々の暮らしも厳しいくらい貧乏の状況の中、連弾参加して成功してもこうは思ってないかもしれない。発表会うまくいってよかったと思いつつ、すぐに明日からの恐怖が襲い掛かってくるかもしれない。
不自由なく経済的に余裕を持ちつつ、こうした20%をもっと増やしたい。そもそも価値ある20%がどういうものなのか。じっくりでも着実に気付きたい。
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