これも考えさせられる記事だった
https://blog.tinect.jp/?p=72186
結局、親が子どもにバリエーション豊かな経験を積ませようと思ったら、カネを積んで、経験を買うしかない。
大都会ではなく、浦安でもこれは感じる。無料で自由に遊ばせる場所が少ない。
道路でボール遊びなんてできない雰囲気だし、子供の自転車練習だってこの前やったけど周りの目がとても気になった。僕が子供の頃は道路でも遊んでたけど、エリアなのか時代なのか、道路は「危険な場所」「遊んではいけない場所」の雰囲気が強い。
外遊びに最適な空き地があっても、ご近所の庭に好奇心をそそるものがあっても、2020年代の子どもはまず侵入しない。
街中は当然、キャンプですらこれを強く感じる。
首都圏から3時間、自然たっぷり、夜になると満天の星空。そんなキャンプ場ですら、お隣さん区画への侵入は子供であってもNGという風潮がある。
自分の子供は行かせないし行ったら注意するし、逆に他人の子供が我が陣地に入ってきたら、たしかに不快な感じもある。すっかりこの意識が定着してしまっている。
だからと言って、今の世の中が嫌だ、生きづらいって声高に嘆くつもりはない。
記事中に出てくるけど「スタンドアロン」型でいいんじゃないかな。必要としている時にだけ外部と繋がる、基本は独立みたいな。
一昔前の横のつながり重視スタイルの社会が性に合わなくて、昨今のライフスタイルの方が幸せって人だって当然いるだろうし。
とりあえずしばらくはこの時代が続くだろうから、いっぱい稼ぐしかない。企業もそれをわかってか、体験型のサービスがありふれている。子供領域でもモノ消費ではなく、コト消費が増えている。
そして令和の親世代も、コト消費に関心が強いような気がする。自分やまわり含めて。モノ消費はお腹いっぱい、うぇぷ。
近所の目、他のパパママの目を気にしながら公共の場で遊ばせるくらいなら、対価を払ってそういったサービスを利用した方が効率的だよね、とも思う。
子供には豊かな経験をさせたい。