悪阻(つわり)が始まり、家の中にいてもニオイヅワリのせいで苦しむ妻。
少しでも改善しようと、ここは文明の利器に頼ることにしました。
「脱臭機」を購入
空気清浄機ではありません。脱臭機です。
ケーズデンキに買いに行ったのですが、店員さんの説明によると、空気中のニオイを取る(消す)ことに関しては「脱臭機>空気清浄器」、つまり脱臭機の方が優れているということでしたので、流行のプラズマクラスターなどではなく、脱臭機をチョイス。
ちなみに買ったのは、富士通の「DAS-303D」というモデルです。
なにができるのか?
こいつができることとしては、「脱臭」と「加湿」の2つです。
脱臭
中央に「風量」というボタン(機能)がありますが、これが脱臭です。補助的な機能として、プラズマイオンを強めに出す(より空気中のニオイを取るのかな?)などもできます。
前面のフタの四方から部屋中の空気を吸い込み、脱臭した上で、再度吐き出すのです。
加湿
意外と加湿もできます。サイドカバーを空けると水タンクが格納されています。コントロールパネル(ボタン部分)に目安湿度のランプがあるので、だいたいはわかります。
水タンクはこんな感じ。加湿量は、1時間あたり500ml(ペットボトル)1本分くらい。というスペック。実際のところはどうだか。検証する術がない。
効果はあるのか?
気になる効果は・・・
ずばり、あります。
購入後すぐに、風量を急速モードにし、一気に部屋中の空気を脱臭させてみました。
それまで、家に帰宅した直後は、ベランダ付近の外の空気を吸ってないとやってられないほどにニオイヅワリに苦しんでいた妻が、普通に室内の中央エリアにいても大丈夫なくらいに効果ありました。この効果には正直びっくり。
ニオイヅワリの苦しさが分からない僕にとっては、何も変化は感じなかったのですが、妻にとっては快適な空間になったようです。
改善してほしい点は?
やや音が大きい
通常の空気清浄器を持ってないので、こんなものかもしれませんが、稼働中はややウーンと(空気を吸う音)が大きいような気がします。
普段は気にならないのですが、静かにテレビを見たい時などに声が良く聞こえずに、この脱臭機の電源を切ってしまうことがあります。※あくまで空気よりもテレビを優先する場合は。
「急速」モードは1時間のみ
ニオイヅワリが特に激しい時期は、自動運転では物足らないので、しょっちゅう「急速」モードで脱臭していました。
しかしながら、この「急速」モード、1時間しか稼働できないのです。1時間たったら、自動運転になってしまうので、引き続き稼働させたい場合は、手動で再度「急速」ボタンを押すことになります。
5時間だとしても、手動で押すのは4回なのですが、ちょっとだけ面倒くさいかなと思いました。
総評
改善してほしい点などもありますが、総評では満足しています。
だって、本来の目的である脱臭機能には素晴らしいのですから。嫁が苦しまなくなったんです。
音が大きいやちょっと面倒くさいというのは、付随的な問題です。しょーがない。
ニオイヅワリに苦しんでいる妊婦さんがいらっしゃったら、脱臭機を試してみるのもオススメですよ。我が家では今回ご紹介した富士通の「DAS-303D」を導入して以来、妻が元気になりました。これが一番ですね。