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【比較】ポラスとウィザースの違い/デメリットとメリット

家族が増えたことから家探しをしており、大手から中小までさまざまなハウスメーカーの話を聞きました。

最終的に有力候補として残ったのが、このポラスとウィザース。超大手ではないものの、中堅クラス。中堅の中ではトップクラス、中の上。どちらも準大手になりかけている、といったところでしょうか。

どちらも商談2回以上、計12時間以上も話を聞いたり、モデルルームで見聞きしました。違いをまとめます。

ポラスとウィザースの違い

あくまで話を聞いてきた中で、わたくし個人が感じた違い、主観も含まれています。ご了承ください。

ポラス ウィザース
母体(会社名) ポラス株式会社 株式会社新昭和
本社所在地 埼玉県越谷市 千葉県君津市
創業年 1969年7月
(前身の中央住宅の設立年)
1970年4月
資本金 4,000万円 10億8,268万円
グループ従業員数 4,334名 1,321名
年商 3,071億円(2020年) 904億円
商圏 千葉、東京、埼玉、茨城 千葉、東京、神奈川、埼玉、茨城、山梨
注文住宅ブランド
  • ポウハウス
  • 北辰工務店
  • ハスカーサ
  • モクハウス
  • グランセット
  • ウィザース
構造 木軸組(在来工法)、ツーバイシックス ツーバイシックス
外壁 モルタル、サイディング タイル
気密性
内装のおしゃれさ
デザイナー
アフターサポート 60年
(無償30年+有償30年)
50年
(30年保証+20年サポート)
耐震等級 3 3
間取りの自由度
天井高 270cm 260cm
坪単価 55~90万円 50~80万円
値引き

ざっとまとめるとこんな感じ。

 

特徴とメリット・デメリット

母体(会社名)

ポラスは親会社がポラス㈱ではありますが、注文住宅をやっているのはポラテック㈱という会社。

本社所在地

埼玉や千葉に本社住所があるのは特徴的。

テレビCMで見かけるような超大手の積水ハウスやダイワハウスなんかのほとんどが東京ですからね。

創業年

創業年は1年しか違いありません。ポラスは途中で中央住宅→ポラスに社名変更しています。

勝手なイメージですが、新昭和ってお名前、とても老舗感があります。

資本金、グループ従業員数、年商

ポラスは4,000万円ですが、注文住宅事業のポラテック社は資本金4.8億円、年商808億円(2019年)です。

ウィザースを抱える新昭和は、実は住宅部門はほんの一部。建設、フランチャイズ、保育園、温泉施設、フィットネス、ホテル事業なんかも手掛けてます。

最近だとメガソーラー事業が好調で、そこそこの利益を生んでるとか。

商圏

どちらも地域密着。神奈川と山梨がある分、ウィザースの方がやや広め。

ポラスはアフターサポートの品質を下げない為、営業拠点カからおよそ1時間以内に行けるエリアでしか基本的には家作らないとのこと。

注文住宅ブランド

ウィザースは、ウィザースの1つのみ。以前は細分化してたのですが、わかりりやすくシンプルにするために1本化。

ポラスは、おおよそ以下の通り。

  • ポウハウス:最上位ブランド、和モダンな雰囲気、木軸(在来工法)
  • 北辰工務店:国産ヒノキでの木軸(在来工法)
  • ハスカーサ:ツーバイシックス、南欧風、気密性高め
  • モクハウス:リーズナブル路線、セミオーダーな感じ、木軸(在来工法)
  • グランセット:鉄骨、賃貸併用・店舗併用住宅

という棲み分けがいちおうはあるものの、話や価格帯を聞いてると明確な境界線はなく、あいまいな感じ。ここが消費者にとってはややわかりにくく悩ましい。

構造

ポラスは上記ブランドによって木軸(在来工法)かツーバイシックス。

ウィザースは、ツーバイシックスのみ。

外壁

ポラスはモルタルかサイディング。最上位ブランドのポウハウスだとモルタルがメインだが、サイディングにすることによってコストダウンさせることも可。

ウィザースはタイルが標準装備となっていて、ここが1番の魅力かもしれない。普通タイルは高いが、耐久性やメンテナンス性、見た目に優れている。

気密性

ツーバイシックスがやや気密性高め。とくにウィザースはツーバイシックスだけでやってるからなのか、気密性・断熱性推し。

内装のおしゃれさ

これは好き嫌い、完全に趣味の世界だけど、個人的にはポラスがおしゃれ。

モデルルームや事例集を見ても、ウィザースは悪くはないけども、建売くらいのおしゃれさ。ポラス(特にポウハウス)は、もし自分がここで建てたら、いろんな人に見てもらいたくなるくらいおしゃれ。

ポウハウス事例集(リビング)
https://www.pohaus.com/work/gallery/living_dining/

ウィザース事例集(リビング)
https://mypage.with-e-home.com/works/photo/1

デザイナー

ポラスのポウハウスには、専属デザイナーがいて、機能性とオシャレを両立させた間取りを提案してくれる。

ウィザースにもいちおうインテリアデザイナーがいるが、どちらかというと機能性(特に収納力と導線と感じた)重視の方向性。

アフターサポート

ポラス60年、ウィザース50年と記載したが、参考程度にしてほしい。ブランドやプラン、諸条件などによって変わってくるため、ここで一概に比較するのは難しい。

ざっくり言うならば、両社とも似たような印象。

耐震等級

非常にこれは見極める、比較するのが難しいところ。ここでは書ききれないほど、両社から膨大な説明を受けた。

いま感じるのは、ポラス・ハスカーサとウィザースが同等くらい。つまり木軸(在来工法)よりも、ツーバイシックスの方が耐震性に多少優れてるかなという印象。

間取りの自由度・天井高

ツーバイシックスは面で建物を作るので、どうしても制限が出やすい。窓を大きく取りづらいとか。木軸は自由自在、希望間取りだいたいいける。

天井高もツーバイシックスの方が制限される。ウィザースはオプションだとして追加料金払うといっても、260cmが限界。ポラスは270cmまでOK。

坪単価

これも作るモノによって幅があるのでなんとも断言できない。が、ざっくりでいうとほんの少しウィザースの方が安めの印象。

一般的な4人家族用の35坪くらい(115㎡前後)の建物だけ(外構、土地代は含まず)だと、

  • ポウハウス:2,000~2,300万円くらい
  • ウィザース:1,800~2,200万円くらい

もちろんオプション有無、グレードによってさまざまなのであくまで参考程度に。

外壁がタイル標準装備でありながら、この金額感はウィザースがコスパ良しと口コミされるのもわかる。

値引き

ポラスは基本的にはあまり値引きをしないスタンス。理由は、商圏が狭い(千葉、埼玉、東京)ので、近所のポラス同士などで値引き額がバレ、トラブルになることがあるから。

とは言っていたものの、そんなのやはり建前で、利益額を減らしたくないというのが本音だろう。最終決断段階であれば、端数の数十万円くらいは引いてくれる可能性はある。

ウィザースは「値引かない」というスタンスはない。そもそもがコスパいいくらいの値段設定なので、大幅値引きはないかもしれないが、ポラスよりは期待できるかもしれない。

 

コスパいいハウスメーカーはまだある

うちはポラスとウィザースが最終候補だったものの、より失敗しない選択をしたいと強く思い、この段階でもう少しだけ別会社も見ることにしました。

価格や間取りから検索できるタウンライフを使ってみたところ、アイ工務店など、これまでノーマークだったハウスメーカーをいくつか発見。

一括資料請求できるので、手元に届いてから吟味できます。

タウンライフ公式サイト
https://www.town-life.jp/

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